2021年12月21-22日に、学生国際シンポジウム
International Symposium on Innovative Engineering 2021 (ISIE 2021)が
オンラインにて開催されました。

ISIEはマレーシアのペトロナス工科大学(UTP)と九州沖縄9高専の
共同開催で毎年行われている学生シンポジウムで、今回は第5回目
となります。日本とマレーシアで相互に開催されていましたが、
新型コロナウイルス感染症の拡大により、昨年に続いて今回も
オンラインでの開催となりました。今回、有明高専は日本側の
担当校として準備・運営を行いました。

初日の開会式では、UTPのMohamed Ibrahim Abdul Mutalib副学長、
在ペナン日本国総領事館の折笠総領事、本校江﨑校長の挨拶に続いて、
UTPのMohamad Azmi Bustam准教授と有明高専の石川洋平准教授による
特別講演が行われました。石川先生の講演タイトルは
「Outlook for Circuit Design Education」です。

その後は3セッションに分かれて、2日間で日本・マレーシアから
それぞれ18名の学生がビデオ録画によるプレゼンテーションと
リアルタイムによる質疑応答を行いました。
また、本校エネルギーコースの池之上正人先生が審査員として
参加しました。

有明高専からの発表者は以下の4名
（全員が専攻科・生産情報システム工学専攻2年生）です。

松野龍馬（まつの りょうま）
谷口倖太朗（たにぐち こうたろう）
古川祐也（ふるかわ ゆうや）
藤野智仁（ふじの ともひと）

閉会式では、本校の学生が作成した紹介ビデオなどが披露されたあと、
UTP・日本側のそれぞれから優秀な発表者3名が選出され、
堂々とした英語による発表と質問に対する受け答えが評価され
本校専攻科２年生の藤野智仁さんがシルバー・アウォード（第2位）を
受賞しました。最後にオンラインによる集合写真を撮影し、
無事に予定した内容を終了しました。

ISIE 2021公式サイト（英語）
https://www.utp.edu.my/Pages/ISIE2021.aspx