アメリカからオンラインで英語講演を実施しました
- 2022年11月01日
- イベント
- グローバルエンジニア育成事業, グローバル教育・国際交流
本校で取り組んでいる「グローバルエンジニア育成事業」の一環として10月18日(火)に学生向けの英語講演を実施しました。参加学生は3年生(エネルギーコース、応用化学コース、環境生命コース、メカニクスコース、建築コース)と4年生(エネルギーコース)でした。また5年エネルギーコースの学生たちも任意で参加しました。目下のコロナウイルス対応のためご来校は叶いませんでしたが、オンラインの利点を活かして、総勢約200人の学生を対象に複数教室をつないで大規模な実施となりました。
講師はアメリカ合衆国ロス・アラモス国立研究所の山口尚登博士でした。山口博士は東京の国際基督教大学を卒業後、渡米し現職につかれた方で、アメリカ在住14年となり永住権(グリーンカード)も取得されておられます。現在は近年有名な物質であるグラフェン等の二次元物質の物理を研究されておられ、本校教員との共同研究も進めておられる研究者です。
講演では、参加学生たちの分野が幅広いことから、専門分野ではなく、海外での生活や海外へのチャレンジについてお話し頂きました。日本人が英語を上達するコツとして「恥ずかしがすらず積極的に話しかけ、コミュニケーションを取っていくこと」が大事という励ましを頂きました。また日本と違ってアメリカは多様な人種と文化で構成されているので、コミュニケーションがより重要であることを説かれました。
本校側の司会やあいさつも英語で行われたため、学生の皆さんにとっては戸惑いもあったようですが、これを機に自分のコミュニケーション能力としての英語力を見直して、躊躇せずに世界へチャレンジする気概を身につけて欲しいと思います。