起業家精神を育む、起業家工房セミナー(全3回シリーズ)を開催
- 2024年03月15日
- イベント
有明工業高等専門学校(福岡県大牟田市 校長:八木 雅夫)は、「文部科学省高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業」において採択された「有明広域ネットワークを活かした地域イノベーション教育拠点の整備」の一環として、本校学生、教職員、有明広域産業技術振興会会員企業の皆様を対象とした起業家工房セミナーを開催しました。セミナーには多くの学生が参加し、講演者の話を真剣に聞き、積極的に質問している姿が印象的でした。参加された方々にとって、非常に有意義なセミナーとなりました。セミナーには、延べ141名の学生・教職員が参加しました。
(第1回)
日 時 : 令和6年2月 7日(水)16:30~18:00
講演者 : タカハ機工株式会社 代表取締役社長 大久保 千穂 氏
題 名 : 「固定観念を捨てて、やりたいことを実行したら、会社が明るくなりました」
(第2回)
日 時 : 令和6年2月15日(木)16:30~18:00
講演者 : 東京大学大学院工学系研究科 附属システムデザイン研究センター 教授 池田 誠 氏
題 名 : 「VDECが紡ぐ半導体・人材育成の未来」
(第3回)
日 時 : 令和6年2月23日(金・祝)11:00~13:00
講演者 : 音楽プロデューサー、作曲家、編曲家、作詞家 株式会社スクランブルズ 代表取締役 松隈 ケンタ 氏
題 名 : 「高専生が音楽プロデューサーになったわけ」日 時:令和6年2月15日(木)16:30~18:00
◆「有明広域ネットワークを活かした地域イノベーション教育拠点の整備」とは
有明工業高等専門学校地域共同テクノセンター内に起業家工房推進室を設置し、全コース等から選出された教職員を配置し、本事業の運営に参画します。さらに、有明海地域の企業等とネットワークを持った人材を配置するとともに、社会実装教育の形成に向けた不足リソースを外部と連携し調達する仕組みを確立し、個々の学生の事業計画に沿った社会実装教育を行います。併せて、全ての学生に、必修科目として、講義、演習等のアントレプレナーシップ関連科目群を開設します。
◆「高専スタートアップ教育環境整備事業」とは
本事業は、アントレプレナーシップ教育に取り組む計画のある国立、公立及び私立の高等専門学校(以下「高専」という)に対して、高専生が起業を含め自由な発想で集中して活動にチャレンジできる起業家工房(試作スペース)の整備など、スタートアップ人材育成に資する各高専の戦略的な取組を進めるに当たり必要な経費を補助することにより、高専生の活動を後押しするとともに、学生が地域をフィールドに活動し、自らの技術を用いた地域の社会課題解決に取り組み、地域活性化にも貢献することを目的とします。