有明高専内に「TDC半導体・集積回路デザインラボ」設立
- 2022年10月27日
- その他
本校では、地域共同テクノセンターの新しい産学連携の仕組みとして「マッチングラボ」制度を設けています。この度、マッチングラボ第7号として株式会社トッパン・テクニカル・デザインセンター(本社:東京都台東区、代表取締役社長 小鹿和繁、以下「TDC」)と本校の2者は、「TDC半導体・集積回路デザインラボ」を2022年10月1日付で設立いたしました。
本校では学問としての集積回路教育は従来から行っており、回路設計・レイアウト試作・計測検証という一連の流れを経験できる全国の高専でも珍しい教育・研究環境となっており、2017年よりTDCと有明高専では「AIを活用した回路設計要件定義の効率化」というテーマで継続的に共同研究を実施してきました。
本研究では、半導体産業の未来を予見して、高付加価値な集積回路を生み出すことのできるイノベーティブな人材の育成を目指します。
今後、「TDC半導体・集積回路デザインラボ」では、人工知能を用いた回路技術伝承、ディジタルバックエンド教育(ディジタル回路についての教育)、実践的アナログ回路レイアウトの設計とビジネス思想の育成を行います。