総合研究棟は，専攻科の拠点となる建物であるとともに、地域連携のための共用実験室等からなる研究・教育のための施設で、平成15年３月に竣工しました。１階に展示場にも使えるロビー、起業家工房および起業家工房推進室、２階に専攻科講義室および総合研究室２、３階・４階に専攻科各分野の実験研究室、専攻科生の学習室、および電子情報工学科棟との連結部にリフレッシュコーナーがあります。
　リフレッシュコーナは共用施設でミニキッチン等も備え、学生が勉強の間にくつろぐ空間として利用されます。建物の構造は、地震に対してより強くするため、低降伏点鋼ダンパーを架構に装着し、3・4階は吊り構造にするなどの工夫をしています。また、地中の冷熱利用と太陽光発電装置を備え、室内空調の動力の一部を補っています。