複合生産システム工学プログラム

複合生産システム工学プログラム 

 本校では、平成13年度に専攻科が設置されたことに伴い、「幅広い工学基礎と豊かな教養を基盤に、創造性・多様性・学際性・国際性に富む実践的な高度技術者の育成をめざす」という教育理念を踏まえ、本科4年次から専攻科2年次までの4年間の学習・教育に対して、技術者教育プログラムとして「複合生産システム工学」プログラムを設定し、社会のさまざまな要請にこたえられる技術者教育を行っています。
 本校では、平成16年度に本プログラムのJABEE認定審査を受審し、社会の要求水準を満たしているプログラムとして認定されました(認定期間:2年間)。
以降のJABEE認定継続審査もしくは中間審査結果は以下のとおりです。
 平成18年度中間審査受審 → 平成18年度~平成20年度まで認定継続(認定期間:3年間)
 平成21年度2回目認定継続審査受審 → 平成21年度~平成23年度まで認定継続 (認定期間:3年間)
 平成24年度中間審査受審 → 平成24年度~平成26年度まで認定継続(認定期間:3年間)
 そして、平成27年度に3回目の認定継続審査を受審し、平成27年度~平成32年度まで、初めて6年間[JABEE認定期間最長]の認定継続となりました。

認定証

プログラムと学科・専攻の関係

 複合生産システム工学プログラムは、下図に示すように本科全学科の4年次、5年次および全専攻の1年次、2年次から構成されています。

プログラムと学科・専攻の関係

プログラムがめざす技術者像

 一般に技術者とは、数理科学および自然科学の知識を駆使し、社会や環境に対する影響を予見しながら資源と自然力を活用し、経済活動の担い手として人類の利益と安全に貢献するハード・ソフトの人工物やシステムを研究・開発・製造・運用・維持する専門職業人のことを言いますが、技術が急速に進歩し、複合化している現在では専門分野のみならず、他の専門分野との境界領域についても責任を持たなければなりません。
 また、構築、製作された「モノ」が安全であること、さらには「モノ」が社会や自然環境と共存できることにまで責任を負うことが技術者には求められています。
 このような背景と本校の「幅広い工学基礎と豊かな教養を基盤に、創造性・多様性・学際性・国際性に富む実践的な高度技術者の育成をめざす」という教育理念を踏まえ、本校では本科4年次から専攻科2年次までの4年間に相当する学習・教育に対して、一貫した一つの教育プログラムとして「複合生産システム工学」プログラムを設けています。
 本プログラムでは、工業生産活動(機械、電気、電子情報、物質、建築)における諸課題を自ら発掘し、多角的な視点から解決するため、ものづくりに重点をおき、工学の専門知識と学際・複合的知識を総合した判断力と問題解決能力を備えた技術者の育成を目指しています。さらにはこれらの教育を通じて、人々に優しく、自然と共存できる技術の開発に携わり、環境問題・食糧問題・エネルギー問題など今日的な諸課題について柔軟に対応できる技術者を育成することを目的としています。

プログラムがめざす技術者像

学習・教育到達目標

学習・教育到達目標

学習・教育到達目標とJABEE認定基準1(2)の(a)~(i)との対応

JABEE基準1(2)および学習・教育到達目標とJABEE基準1(2)との対応

履修対象者

 複合生産システム工学プログラムは本科4年次から専攻科2年次までの4年間を構成しており、本科4年次に進級あるいは編入した学生が本プログラムの履修者対象となります。しかし、本科を卒業し専攻科に進学せずに、就職したり他の高等教育機関に編入学する学生もいますので、最終的な本プログラムの履修者は専攻科に入学した学生としています。また、他の高等教育機関を卒業した学生や社会人が専攻科に入学した場合も本プログラムの最終的な履修者となります。
 毎年4月に、本科の4年生と専攻科の1年生を対象にして本プログラム履修の手引きを配付し、説明会を実施しています。

プログラムの履修

【単位の認定】

 各授業科目の単位の認定は、本プログラムの学習・教育到達目標(A-1)~(C-2)を考慮して科目ごとに定められた「授業内容と到達目標」に十分到達しているか否かによって、科目ごとの単位の認定が行われます。本プログラムの「学習・教育到達目標」と「授業内容と到達目標」はシラバスに記載されていますから、学習・教育到達目標と到達すべき目標を十分理解して勉学に励んでください。
 また、本科の授業外単位のうち、技能審査(資格試験)による修得単位は、授業時間を保証できないため、本プログラムの単位としては認められません。

他の高等教育機関等で取得した単位の認定方法

【他の高等教育機関で取得した単位,および編入学生が編入前に取得した単位の認定】

(1) プログラム履修対象期間(本科4、5年次および専攻科1、2年次)に他の高等教育機関で修得した単位は、以下の単位の認定方法に従って、専攻科委員会での審議を経て、原則として、本プログラムの単位として20単位まで、およびその授業時間を認めます。なお、放送大学で修得した単位は認めていません。
(2) 本校以外の出身者で本プログラムに編入(本校専攻科に入学)した場合、本プログラム編入学前の出身校において修得した単位については、次の「プログラム履修中に他の高等教育機関で修得した単位の認定方法」に従って、専攻科委員会および教務委員会での審議を経て、本プログラムの単位としての認定と授業時間の認定をしますので、学生は専攻科長または専攻科委員に相談して下さい。

【他の高等教育機関等で取得した単位の認定方法】

① 出身校がJABEE認定校である場合
i) 当該高等教育機関で修得した科目が「科目構成」(別表1~5)に掲げられたいずれかの科目群に該当する場合、その科目の当該高等教育機関の評価をそのまま認め、本プログラムの当該科目群の科目に読み替えて認定します。なお、当該高等教育機関で修得した科目の読み替えが適切にできない場合は、「学外科目」として認定します。
ii)「科目構成」」(別表1~5)に掲げられた科目群に該当しない科目については、本プログラムの単位として認めません。

② 出身校がJABEE認定校以外の場合
i) 当該高等教育機関で修得した科目が「科目構成」」(別表1~5)に掲げられたいずれかの科目群に該当し、かつその評価が60点以上の場合、本プログラムの当該科目群の科目として認定します。
ii)「科目構成」」(別表1~5)に掲げられた科目群に該当しない科目については、本プログラムの単位として認めません。

【手続き】

 上記①、②に該当する科目の本プログラムとしての単位と授業時間の認定を希望する学生は、以下の書類を教務係に提出して下さい。
  1)修得単位認定願 2)成績証明書 3)当該科目のシラバス

プログラムの修了要件(H24プログラム履修の手引きより)

(1) 学習・教育到達目標の達成度評価対象とその評価方法および評価基準(全系共通)に定める、学習・教育到達目標をすべて達成すること。
(2) 60点以上の評価点で124単位を修得すること。
(3) 本科4年次~専攻科2年次までにおいて1600時間(1時間とは正味60分の実時間のことである)以上の授業を受講すること。
この授業時間には、人文科学、社会科学等(語学教育を含む)の授業時間250時間以上、数学、自然科学、情報技術の授業時間250時間以上、専門分野の授業時間が900時間以上含まれていること。
(4) 研究成果を学外に公表すること。ただし、知財に係わり、学外に公表することが望ましくない場合には事前に相談すること。
(5) TOEIC400点相当を達成すること。
(6) 「学士(工学)」の学位を取得していること。

※上記の(1)において学習・教育到達目標をすべて達成することに関しては、各学習・教育到達目標の達成度が「表1 文部科学大臣が別に定める知識及び技能に関する審査における成果に係る学修及び認定単位」と「別表1~5」に定められた基準に基づいて評価されますので、表1と別表1~5をよく読んで指定されているとおり修得してください。特に、以下の①~③の評価基準は注意が必要です。
①「科目構成」の「[1]基礎工学の知識・能力に関する科目群」の1-①~1-⑤の各科目群からそれぞれ1科目以上、合計6科目以上修得すること。
②「科目構成」の「2-1)-①学際的・複合的な資質を育成する科目群」から4科目以上修得すること。ただし、専攻科の科目については本科における所属学科の専門以外の科目を修得するものとする。
③「科目構成」の「2-1)-②深い専門性を有する科目群」から4科目以上修得すること。

学習・教育到達目標とその評価方法及び評価基準

表2 学習・教育到達目標とその評価方法および評価基準(PDF形式)

学習・教育到達目標に対するカリキュラム設計方針の説明

表3 学習・教育到達目標に対するカリキュラム設計方針の説明(PDF形式)

学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ

表4 学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ(PDF形式)

教育課程表

シラバス

シラバス