佐賀銀行BankingDIラボ 成果報告会で研究発表
- 2024年03月25日
- 受賞・活躍等
有明高専と佐賀銀行が連携して取り組みを行っている「Banking DI(デジタルイノベーション)ラボ」※ において、令和6年2月26日佐賀銀行本店にて、学生が一年間の研究成果を報告する成果報告会が開催されました。
本校からは、5年情報システムコースの大里 舞花さん、福島 奈乃佳さん、矢口 陸さんの3名が参加しました。
大里さん、福島さんは「声のトーンから機械学習を用いて感情を判定しグラフで表示する研究」について発表を行い、対話相手の声のトーンから感情を知ることで円滑なコミュニケーションを行うことができると説明しました。
矢口さんは「会話の発話者の感情に応じて感情付きの返答を返すシステムの研究」について発表を行い、感情付きの対話システムにより対話の練習を行うことで、コミュニケーション力を向上するツールを作成したいと説明しました。
Banking DIラボの研究は次年度以降も継続し、今後は銀行におけるコミュニケーションに役立つ、より実践的なシステムの開発を目指します.
※ 有明高専 地域共同テクノセンター マッチングラボの取り組みの一つで、Banking DIラボでは、佐賀銀行における対話のノウハウを活かし、会話音声から発話者の感情を推定するシステムの研究に取り組んでいる。