【報告】フランス・エシジェリック校との国際交流プログラム2018
- 2018年04月11日
- イベント
- グローバル教育・国際交流
フランスのエシジェリック校との10日間(平成30年3月19日〜28日)の国際交流プログラムに本校の学生7名(男子:2名(専攻科生),女子:5名)が参加しました.本プログラムは昨年姉妹校協定を締結したエシジェリック校を訪問し,交流を図ることによって国際的な視野を広げる事を目的としている海外研修ですが,昨年に協定が締結されたため,訪問は今回が初になります.
これまで海外研修に参加したことがある学生もいましたが,全員がヨーロッパ圏を訪れるのは初めてで,勉強して来た英語が通じるのか?ととても心配していましたが,パリでの宿泊先にバスで到着した際に出迎えてくれた凱旋門に全員が感動し,不安よりも「ここまで来たんだから,何か得たい!!」という思いを全員が感じていたと思います.
エシジェリックの学生とは授業で「名刺交換」を行い,日本語や英語を使ってしっかりとコミュニケーションを取れていたように感じます.学外の日本語教室にも参加させていただき,教室に参加されている生徒さんと本校の学生がペアを組み,フランスの名所・名物などみんなの前でプレゼンをしました.フランス語・英語・日本語を使ってのコミュニケーションに学生も苦労していましたが,それぞれの文化や風習を分かり合う良い機会になりました.
週末には現地にお住いの日本人の方や,留学生,日本が大好きなフランスの方々が集まり,ルーアン観光局の御好意でクロード・モネが絵を描く際に使用した部屋を使用させていただき,盛大な歓迎会を開催していただきました.本当にたくさんの方に参加していただき,学生もその多さに驚き緊張していましたが,積極的に話しかけている姿が逞しいと感じました.
英語が公用語でない為,コミュニケーションを取ることが難しい場面もありましたが,自分の思いを伝えたいという気持ちと,それを可能にするボキャブラリーの必要を痛感し,もっと英語を勉強しなければいけないと意欲的になっている学生が多く,非常に有意義な研修になりました.
最後になりましたが,今回の研修を行うにあたり,エシジェリックのスタッフや学生,ルーアン市観光局の方々はもちろん,たくさんの方々の献身的な御協力の元に,今回の研修が成功したと感じております.この場をお借りして,御礼申し上げます.過分なる心遣いありがとうございました.(一般教育科教員:野口欣照)