海外インターンシップ
- 2018年03月27日
- 高専だより特集記事
夏季休業期間中には、9名の学生が海外インターンシップに参加しましたので、報告します。
○平田機工(台湾) 6M 木下順平さん
私は8/21~9/5の約二週間、台湾平田機工での海外インターンシップに参加しました。
今回は参加者が私だけだったということもあり、私の希望に沿ったプログラムを組んでくださいました。さらに、その希望の内容だけではなく、各部署を回ることで生産管理や品質保証などの学校では学ぶことの少ない事も学ぶことができました。また、英語や身振り手振りでのコミュニケーションや、台湾文化の体験も非常に良い経験となりました。
○千代田化工(フィリピン) 4C 平野理歩さん
私はフィリピンにある千代田フィリピンに約3週間のインターンシップに行きました。
千代田フィリピンは東京にある千代田化工建設の子会社で、主に化学プラントの設計を行っています。私はプロセスコントロールという部署にお世話になり、「LNGやRefineryプラントとは何か」という基礎知識から、現場で実際に使われている器具や、配管を流れる流体の測量・制御をする流れまで一つ一つ丁寧に教えてもらいました。将来海外で仕事をしたいと思っている私にはとても貴重な経験となりました。
○I Land Way(フィリピン) 6A 富増弥希さん
8月17日から9月14日までフィリピンのセブ島にある「株式会社アイランドウェイフィリピン(I Land Way Phils. Inc.)」でインターンシップに参加してきました。宿泊場所も会社が設計・運営を行っているホテルを用意していただき、実習もホテル内で行いました。
ホテルの運営会議への参加や会社の建築中物件の見学、ホテル業務を経験したのち、最後にはセブ島における建築的な課題を見つけて自らの意見を発表しました。建築の企画から運営まで関わることで様々な業種の方々と関われる会社でした。
○カセサート大(タイ) 6C 井上雄太さん
私はタイのカセサート大学で5週間の研修を行いました。現地ではInternational Undergraduate Program(IUP)の学生たちに特にお世話になりました。彼らは積極的に私たちに話しかけてくれて、平日には放課後に一緒に食事をとったり、休日はどこか遊びに連れて行ったりしてくれました。しかし私は英語が得意ではなく上手くコミュニケーションが取れず、歯がゆい思いをしました。
海外の方とコミュニケーションをとることが楽しいと思えた研修だったので、今後は上手くコミュニケーションがとれるように日々精進したいです。
○ラチャブリ(タイ) 4E 梅﨑千晴さん
私は8月21日から9月1日までの約2週間、海外インターンシップでタイのラチャブリ発電所に行きました。インターンシップ中は発電の仕組みから発電所の運営についてなど、英語で学ぶには難しいことも多々ありましたが、同じ発電所に勤務されている日本の企業の方々との交流も通して海外で勤務することについて深く考えることが出来ました。休日は職員の方に近くの観光地を案内してもらいタイの文化に触れることもできました。この体験をこれからの進路選択に活かしたいと思います。
○NGKED(マレーシア) 6I 鴻上図南さん
私はNGKエレクトロデバイスマレーシアで2週間の研修を行いました。参加の目的としては日本と海外の企業の違いを知ることでした。研修を通して、海外は仕事を苦に思わない工夫をしていると感じました。作業中に歌ったり、自分のタイミングで休憩を取ったり、会社側も結果が同じなら過程を気にしていないように感じました。そのような環境の中で研修を行わせて頂いたので、とても良い経験となりました。今後は国際学会など機会があれば積極的に挑戦したいです。