教員からのメッセージ
- 2018年03月27日
- 高専だより特集記事
平成30年3月をもって本校を去られる教員6名からメッセージをいただきました。
<退職>
○一般教育科 教授 焼山廣志先生 |
(Q1)高専で最も思い出に残ることは? 図書館長として図書館の改装に携わることが出来た思い出です。 ①有明高専図書館棟の2008年(平成20)全面改装で図書館棟1階のすべてのフロアーを使って「美術ギャラリー」を創設したことです ②〔学生がグループで図書館の文献を利用しながら、課題に取り組めるような空間作り〕を考案し、ラーニングコモンズと呼ばれるこの空間を[知の集い処]と名付けて4部屋完成させたことです。 (Q2)高専あるいは学生に望まれることは? [これと決めたことに10年間は続けてみること] もし10年間続けてものにならなければ諦めて別のものに挑戦すればよいのです。僕は菅原道真の漢詩研究一つに絞り込み、もう40年以上経ちました。自分にとってはこれだけが、人に誇れる強みです。 僕の能力に比べて、もっともっとすごいものを持っていると予感させる有明高専生です。大好きでした。これからその素晴らしい原石に一層の磨きをかけて世界に羽ばたく人材の一人になってください。絶対にですよ! (Q3)今後のことについて一言 今まで、校務に追われなかなか時間の取れなった分、①今後はじっくり腰を落ち着けて研究をさらに深めていく事と、②海外の大学で、「日本文化」を紹介してみる事です。そこで出会った学生さんを日本に招待し、日本文化を実際に体験してもらいたく、飯塚の空き家にしている実家をゲストハウスとして整備し、迎える準備を始めたいです。 勿論、有明高専の学生諸君も大歓迎です。是非、ゲストハウスに遊びに来てください。 |
○環境・エネルギー工学系 教授 塚本俊介先生 |
(Q1)高専で最も思い出に残ることは? 平成30年1月14日(日)の『いぶすき菜の花マラソン』です。今年は学生にも参加を呼び掛けたところ,5E,5Aから合計13名が参加しました。教職員・卒業生も合わせて合計26名で貸し切りバスを仕立てて行きました。私は足の不調で走らずサポートに回りましたが,42.195kmを完走した学生が,足の痛みに顔をしかめながらも感激の顔でゴールする姿を見て,感動を覚えました。学生は初マラソンにもかかわらず,13名全員が完走しました。若者の可能性は素晴らしいと感じました。 (Q2)高専あるいは学生に望まれることは? (Q3)今後のことについて一言 |
<転出>
○人間・福祉工学系 教授 吉田正道先生 |
(Q1)高専で最も思い出に残ることは? (Q2)高専あるいは学生に望まれることは? (Q3)今後のことについて一言 |
○人間・福祉工学系 教授 上原修一先生 |
(Q1)高専で最も思い出に残ることは? (Q3)今後のことについて一言 |
○一般教育科 助教 中島亨輔先生 |
(Q1)高専で最も思い出に残ることは? (Q2)高専あるいは学生に望まれることは? (Q3)今後のことについて一言 |
<人事交流(転出)>
○人間・福祉工学系 教授 奥村俊昭先生 |
教員人事交流で着任してあっという間に1年間が立ちました。教職員はじめ学生の皆様に温かく迎えていただき、心より感謝申し上げます。 授業では、電子情報工学科3年、4年、5年の科目を担当しました。アクティブ・ラーニング型の授業を展開して、学生は慣れない授業形態だったと思いますが、お互い楽しく授業ができたのではないでしょうか。また、教職員FDやAL勉強会、研究授業、ジェネリックスキル測定テストなどの取り組みに多くの先生方に賛同していただき、感謝申し上げます。有明高専の授業改革の一助になれればと思っております。学校行事では、あいにくの雨の中での体育祭でしたが、応援合戦には感動しました。特に5年生のリーダーシップやチームワークが素晴らしかったです。 同じ「高専」とはいえ、51の個性ある高専が全国にあります。他の高専の状況を見聞きするのも良いものだと、今回の教員人事交流で感じました。学生、教職員の皆様、ぜひ仙台にも遊びに来てください。 非常に充実した1年間でした。ありがとうございました。 |