マレーシアでの国際シンポジウムISIE2019で学生が発表
2019年3月5日(火)にマレーシアのUTP(ペトロナス工科大学)で開催されたISIE 2019 (International Symposium on Innovative Engineering 2019)で本校の学生2名が発表しました。これはUTPと九州沖縄9高専が共同開催している学生による研究発表の機会で約40名の学生が発表を行いました。大学の経営母体であるペトロナス社がF1でメルセデスのスポンサーであるため、学内には本物のF1マシンが飾られている巨大な図書館やホールがあるなど驚くような豪華な施設を備えた大学での開催でした。
当日の会場には在マレーシア日本大使館や現地日本企業の方も来賓として臨席される中、有明高専からは、専攻科1年生産情報システム工学専攻)の武藤正明君がフロアで開催されたパネル部門での発表を、本科5年生(建築学科)の濵崎瑞生君がステージで行われたオーラル部門での口頭発表を、それぞれ以下のタイトルで行いました。
Masaaki Muto: Development of high voltage wire mesh sensor for measuring distribution of void-fraction in air-refrigerant two phase flow
Mizuki Hamasaki: Prediction of rotation capacity at brittle fracture from defects in beam-to-column connections (Numerical study with the weibull stress approach)
審査の結果、専攻科生の武藤君がパネル部門で高専第2位を授賞しました。口頭発表の浜崎君は入賞には残念ながら至りませんでしたが、しっかりした発表をしてくれました。前日の歓迎夕食会や翌日の文化施設見学などでUTP学生との交流の機会も多く設定されており、エンジニアを目指す学生同士として互いに積極的に交流していたのが印象的でした。