Web 版高専だよりNo.8 教員からのメッセージ
- 2021年04月06日
- 高専だより特集記事
令和3年3月をもって定年退職される中島先生からメッセージをいただきました。
〇一般教育科 中島 洋典 先生
<高専で最も思い出に残ることは?>
本校に着任以来、37年が経とうとしています。
この時間の中で、日々の授業以外にも、担任業務や部活動(サッカー部・ラグビー部・バドミントン部)での練習や指導そして対外試合や遠征、さらに寮や学生での主事室業務などを通して多くの学生諸君と接してきました。
また、自らの研究活動では、本校の諸先生方や学外の研究者等のお力添えをいただき、なんとか前に進めて来ることができました。
これら全てが思い出であり、一番を選ぶことはできません。
この沢山の経験や交流が現在の私を作ってくれていますし、財産となっています。
これまでの学校生活で関わっていただいた多くの方々に感謝申し上げます。
<高専あるいは学生に望むことは?>
高専という学校は、目標を持って頑張ろうとする学生にとっては本当に良い学校です。
目標には、在学中に何を成すのか、どこまで到達するのかという短期的な目標もありますし、卒業の後にどのような立場で何をしようとするのかという長期的な目標もあると思います。
それらの目標に向かって、足元のやるべき事柄をしっかりと考え、頑張って実行して下さい。
高専での生活は皆さんの長い人生の短い一時期でしかありませんが、ここで頑張って得られたものは、その後の人生の大きな基礎になりますし、自信につながると確信しています。
<今後のことについて一言>
新年度の4月からは、再任用教員として本校での生活がそのまま続きます。
担当する科目や時間数もほとんど変わらず、部活動の顧問も継続の予定です。学生諸君との接し方も今までと同じような形を維持していくつもりです。
再任用期間終了後は全くの白紙の状態です。
それまでに次やることを探し出さなければと、思案を始めているところです。