共同研究成果を公表
- 2018年12月10日
- 受賞・活躍等
平成30年12月10日、大成建設株式会社(社長:村田誉之)より建設用 3D プリンタ「T-3DP(Taisei-3D Printing)」について、プレスリリースされました。この技術は、特殊なセメント系材料を押し出しながら積層することで、型枠を使わずに様々な 3 次元形状部材を自動製作できるため、自動化による生産性向上や従来工法では実現困難であった断面が連続的に複雑変化した形状部材の製作に向けて期待されています。この技術には、本校との共同研究(研究グループ:創造工学科 原槙真也准教授(研究代表)、岩本達也准教授)で開発された特殊ノズルが搭載されており、粘性の高いセメント系材料でも押し出される量を一定に保ち、不連続区間移動時にノズル先端からの材料垂れを防ぐことできます。この特殊ノズルを用いることで、材料供給の乱れが解消されるため、建設工事で一般的に使用される脈動を伴うポンプとの組合せが可能となり、実用的な圧送プリンタとなっています。詳細は、下記の大成建設株式会社ホームページをご覧ください。
大成建設株式会社ホームページ
https://www.taisei.co.jp/
プレスリリース記事:建設用3Dプリンタ「T-3DP (Taisei-3D Printing)を開発
https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2018/181210_4531.html