メカニクスコース5年生がカオタン技術短大主催のミニカーレースに参加!!
高専機構の海外展開事業の一環として、令和元年からベトナムに日本型高専教育モデルの現地導入支援を行っています。そのパイロット校として、
ホーチミン市にあるカオタン技術短期大学が選ばれました。その後、高専型の教育モデルを取り入れるための様々な取り組みを協力して行い、今年5月、
これまでの活動実績が評価されCirtificateを交付されました。
高専機構HP:第3回高専モデル委員会をハノイにて開催パイロット3校にCirtificateを交付
https://www.kosen-k.go.jp/news/detail.html?itemid=11682&dispmid=1240
カオタン技術短期大学では、学内コンテストを通じてPBL(Problem-based Learning:課題解決型の授業)を実践しています。運営はカオタン技術短期大学が行っていますが、
近隣の企業の支援を受け、毎年、盛大に開催されます。多くのコンテストのうちの一つにミニカーレーシング大会があり、毎年招待を受けていましたが、新型コロナ感染症の影響で
海外渡航が制限されており現地参加を見送っていましたが、今年度始めて現地参加する事ができました。
参加したのはメカニクスコースの5年生12名(引率教職員5名)で、ミニカーは草刈り機のエンジンを搭載し、操作は学生が開発したアプリケーションをスマホにインストールして
制御しています。有明高専のチームは無事完走し、奨励賞を受賞しました。
この他、カオタン技術短期大学の参加チームとマシンに関するプレゼンテーションをお互いに行い、技術交流も行いました。
滞在中はカオタン技術短期大学のEnglish Clubの学生がサポートを引き受けていただきました。参加学生の多くにとって初めての海外渡航でしたが、
国際交流の楽しさを体感する事ができたと思います。