【開催報告】SEMICON Japan 2025にて「SEMIサーキットデザインスピードコンテスト」を初開催
【開催報告】SEMICON Japan 2025にて「SEMIサーキットデザインスピードコンテスト」を初開催
~有明高専開発の教育ツールを駆使し、全国11高専の学生が回路設計の「速さ」と「技術」を競う~
有明工業高等専門学校は、2025年12月18日に東京ビッグサイトで開催された国際展示会「SEMICON Japan 2025」において、セミ・ジャパン主催のもと、本校サーキットデザイン教育センター(CDEC)が全面協力した『SEMI Circuit Design Speed Contest』を開催しました。
本コンテストは、世界的に不足する半導体回路設計エンジニアの育成を加速させるため、高専生の持つ高い技術力とポテンシャルを産業界へ発信することを目的としています。当日は、本校を含む全国11の国立高等専門学校から選抜された学生チームが参加し、会場には立ち見の観客も大勢集まり盛況となりました。
- コンテスト参加者(Ⅰ部)
- コンテスト参加者(Ⅱ部)
- 有明高専 石川教授挨拶
- セミ・ジャパン 浜島代表挨拶
- 東京大学大学院工学系研究科 池田教授からの講評
■開催概要
日時:2025年12月18日(木) 09:30 ~ 13:00
会場:東京ビッグサイト 会議棟1階「TechSTAGE YUZU」
主催:セミ・ジャパン
後援:文部科学省
協力:有明工業高等専門学校
参加高専:有明、茨城、宇部、大分、木更津、釧路、熊本、群馬、佐世保、東京、長野
(計11校:現地参加、オンライン参加者のべ140名が参加)
■有明高専独自の教育ツール「CIRCUIT DESIGNER」が戦いの舞台に
本コンテスト最大の特徴は、有明高専と株式会社ASKプロジェクトが共同開発した「CIRCUIT DESIGNER(サーキットデザイナー)」が競技プラットフォームとして採用された点です。従来の回路設計教育では難解とされていた「電子の動き」や「回路の挙動」を視覚的に捉えられる本ツールを用いることで、学生たちはゲーム感覚で試行錯誤を繰り返し、制限時間内に最適解を導き出す高度な「エンジニアリング・スキル」を披露しました。
■競技の様子と成果
コンテストは、応用力を問う「タイムアタック」と、基礎知識の定着を問う「インバーター回路設計」の2部構成で行われました。参加した学生たちは、日頃の「サーキットデザイン教育」で培った知識をフル活用し、プロのエンジニアも舌を巻くスピードで課題をクリアしていきました。会場を訪れた多くの半導体関連企業の方々からは、「高専生の即戦力性を目の当たりにした」「設計プロセスを楽しむ姿勢が素晴らしい」といった高い評価をいただきました。
■今後の展望
有明高専は、九州「シリコンアイランド」の一翼を担う教育機関として、今後もCDECを中心に、実践的な半導体人材育成プログラムを全国の高専へ展開してまいります。本コンテストの成功をステップとして、産業界と連携した教育エコシステムの構築をさらに加速させていく所存です。
■SEMIサーキットデザインスピードコンテスト結果
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CIRCUIT DESIGNERタイムアタック |
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優勝 準優勝 3位 |
宇部高専 澤田 奏 群馬高専 多胡 夏樹 有明高専 田中 伊玖磨 |
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インバーター回路設計スピードコンテスト |
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優勝 準優勝 3位 |
群馬高専 福島 彩斗 群馬高専 鈴木 碧羽 有明高専 森下 快晴 |




