平成28年11月5日(土)の高専祭1日目、本校第一体育館で、リオパラリンピック銅メダリストの乗松聖矢選手(電子情報工学科19期生)の特別講演が開催されました。テーマは「自分らしく生きる」。本校の学生、保護者、同窓生、教職員の他、多くの一般市民の方も乗松選手の言葉に耳を傾けました。
まず本校の高橋校長より、リオパラリンピックでのご活躍と銅メダル獲得に対してお祝いの言葉が述べられました。
乗松選手は、ビデオ映像をまじえてウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)を紹介しました。そして、ご自身の日頃の生活、学生時代の思い出、自身の置かれたこれまでの状況、リオパラリンピックでの心境の変化について述べられ、「必死になって物事に取り組めば周りの人がほっておかない。目の前のことから逃げずに挑戦してほしい」と在校生にエールを送りました。そして準決勝戦での敗退でこれまで受けたことのないほどのどん底のショックを受けたこと、気持ちを切り替えて臨んだ3位決定戦が終わったときに得られた、これまで感じたことのない喜びの気持ちを吐露しました。また、質問タイムでは3名の在校生より質問があり、「周りの人のことを考えると頑張れる」など、真摯に回答、アドバイスを送りました。
最後に、高橋校長から「本校学生に努力継続の大切さを示し、希望を与えてくれたこと」に対して感謝状が贈られました。また本校同窓会の福山副会長からお祝いが渡され、本校学生から花束と学生からの寄せ書きが贈られました。
乗松聖矢選手のご活躍は本校にとりまして大変名誉なことであり、今後ますますのご活躍を祈念します。
拍手のなか入場
高橋校長より祝辞
ビデオを用いたウィルチェアーラグビーの説明
講演のようす(司会は本校学生)
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会場は満員
質問に答える
高橋校長から感謝状の贈呈
福山同窓会副会長からお祝いの贈呈
学生会長・高専祭実行委員長からの花束・寄せ書きの贈呈
拍手のなか退場